椎名隆弘が看守を務める拘置所に、ひとりの男が収容されてきた。 男の名は晴海という。罪状は殺人である。 晴海は、それ以外にも多くの罪を重ねてきた。死刑判決は免れないだろう。 ある日、決まった時間に食堂に出向かない晴海に、椎名が言った。 「お前などは、飢え死にしてもらってもかまわんのだがな」……。 そこから、看守・椎名と受刑者・晴海のそれぞれの思いが交差していく。
更新:2017/1/12
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以前書いた「戦国伊賀物語〜はつと鵺〜」のリメイク版です。 前作をベースとして、語られなかったエピソードを多分に含んだ作品となります。 三十一歳のOL鹿島初音は、ひょんなことから戦国時代への扉を押し開いてしまう。 彼女が飛ばされたのは、伊賀国……鬱蒼とした赤目渓谷山中であった。 天正伊賀の乱を前にした伊賀国、その中のある里で繰り広げられる物語。 初音ことはつは、鵺やその周りの人々の力を借り、右も左もわからない戦国時代を逞しく生きて行こうと邁進する。その中で、ある可能性に気づいていく……。 現代から戦国時代へ。 天正の頃に生きた人々と織りなす、タイムスリップ・ストーリー。
更新:2018/4/30
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